SUGIMISU log

Backlog World 2023に参加してきた

Backlog World 2023にブログ書く枠で参加してきた話

Backlog Advent Calendar 2023の12月14日目の記事です

  1. 私とBacklog歴
  2. Backlog World 2023
  3. セッションの感想
  4. イベントに参加してみて

1、私とBacklog歴

こんにちは!私は普段、WEBシステムの開発を行っており、日常的にBacklogを使用しています。Backlogに初めて触れたのは、2009年か2010年頃で、当時フリーランスとして独立したばかりでした。WEB DB Pressの記事を通じて、福岡の会社であるヌーラボが開発していることを知りました。当時の取引先が使用していたこともあり、自社でもBacklogの利用を開始しました。以降、他社との共同プロジェクトを立ち上げる際も、Backlogを推奨しており、現在ではプロジェクト管理において主要なツールとなっています。

2、Backlog World 2023

それくらい使っているBacklogなのに実はJBUGもBacklog Worldの参加も初めてでした。
(もしかしたらプロジェクトテーマパークのワークショップがヌーラボさんで開催された時に伺っているのでそれがJBUGの会であったかも??ただ記憶にないので実質今回が初めて)

ブログレポートの執筆と懇親会への参加を通じて、貴重な体験をしました。

3、セッションの感想

開会式/全国JBUGer LT(BW実行委員長 井上拓也さん・各運営支部の方)

実行委員長挨拶が覆面マスクで登場して、わぁ盛り上がってるな、この方がnoteで紹介されてた人かぁ(予習してた)と思いました(^^)
全国のJBUGerのLTもいつも参加しているコミュニティと雰囲気は多少違っても、運営で悩んでいることや大切にしていることは共感できることが多かったです。

kintone SIerが使うBacklog管理術(株式会社ジョイゾー 大竹 遼さん)

kintoneでの開発をしているジョイゾーさん。いろんなことができるkintoneでなくどうしてBacklogも使っているの?という話。
kintone で管理しているものは費用の管理があるもの、複数人でのタスク(確かに担当者って一人しか当てれないですね)、案件のチケット管理、ソース管理などだそう。
それぞれの特性を理解して使い分け、kintoneとBacklogは共存できる関係なんだって言われてたのが印象に残った。
私もkintone 使っているので参考にしようって思った。

Backlog課題連携プラグイン(昔のロゴがなつかしい)
https://www.joyzo.co.jp/service/plugin_free/backlog/

マネジメント層は特にコミュニティに関わった方がいいんじゃないかと感じてる話(メディア総研株式会社 勝毛 哲也さん)

題名に同意w
外のモノサシ大事。意外と自分がやってることも褒められたり意見もらったりするのでいろんな環境に身を置くのはいいと思う。

Amazon Connect と Backlog で実現する応対管理システム(PCIソリューションズ株式会社 湯元 真悟さん)

Amazon Connectから電話かかってきたら、自動でBacklogで課題ができて、ユーザー課金がないからこそお客様を招待してやり取りの記録を残せたり、AWSの機能もうまく使って感情分析や要約を起こしたりなどいまっぽい!!とワクワクしてしまった。

不確実な世界で成果をあげる~変化を抱擁するアジャイル思考(株式会社ソニックガーデン 倉貫 義人)

倉貫さんの基調講演(サインをもらいたかったのも参加理由の一つ)!
書籍「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」を読んだ時もわかりやすいと思ったけど、話もスッと頭に入ってきた。

資料

・ますます不確実な世の中でどんなふうな人が求められるのか、そのような人をどんなふうにマネージメントしたらいいか

・経営と開発で同じロードマップを見るのが大切(スケジュール・進捗とは言わず、ロードマップと呼ぶのもいいな)

同じ方向を見るのはとても大切だけど、(取引先や開発チームのみんなと)上手くできてるか?とか問われるとむずかしいな。
また書籍読みなおそう。(無事サインもらえました)
この本いろんな人に読んでもらいたいのでABD会やってみたいな。(以前久留米でご本人降臨ABD行いました

懇親会でも書籍のことやいろんなことを話すことができて、私も頑張っていこうって勇気づけられた。
(懇親会で他にも書籍にサインしてもらってる方がいて一緒にお話しできたけど、推し仲間だ!と勝手に親近感わいたw)

管理工数が10分の1に!ニアショア開発を成功させたBacklog活用(株式会社キーワードマーケティング 橋口 尚人さん)

佐賀と東京とのニアショア開発がうまくいっていなかったところ、情報の集約・標準化などBacklogが業務の中心になるように徹底。
結果管理工数が10分の1に!

資料

佐賀ということで勝手に親近感わきました(笑

ガントチャート機能開発をRe:Boot!そのために行ったこと(株式会社ヌーラボ 砂川 祐樹さん)

普段使っているBacklogの機能もこういう風に考えられて実装していくんだな。

元発電所設計者からみたBacklogについて

自分だと会議などは議事録としてWikiなど使うイメージだったけど、
会議カードとして一つの課題にして、会議が始まるまえから必要な情報を載せ、そこから発生したタスクを子タスクにしてという会議を効率よく、回していくやりかたはすばらしいなと思った。
それから発電所開発とシステム開発を比べてみたのスライドの言葉のチョイスが好きだなと思った。

Azure OpenAIを使った、Backlogチケット要約ソリューション(株式会社オルターブース 榛葉 章隆さん)

サポートの際の人力検索って地味につらい。AI活用も当たり前になってくる予感がするよね。
今回の参加でBacklogでOpenAIで使えるんだ!と始めて気がついたので参加してよかった。

会計士CFOが新規事業のPdMに挑戦した話(株式会社デジタルキューブ 和田拓馬さん)

休憩中にスポンサーブースでお話を聞いたばかりで、さらにワクワクして聞いた。
実際に経験した自社のM&Aの体験から、もしかしてサービスになるのではないかというところからプレスリリースから考え、プロダクトに落とし込んでいく1年がかりのプロジェクトの過程では、オフラインでのキックオフを大切にしたり、リモート開発でBacklogを中心にたり、方向性の共有をして、PdMに挑戦した話はぐっときますね。
FinanScope Management」はもうすぐリリースということで楽しみです。

Backlogを使ったテレワーク時代の新人教育【遠隔徒弟制度】(株式会社テンタス 小泉智洋さん)

Backlogに情報を集約することで、アクティブ時間が非同期なことや進捗の不透明化が解消された。
理解度の確認はBacklogでは解決できなかったので徒弟制度「ブラザー&シスター」を制定した。

デザイン会社で研究開発やってみた ‐おばけタイムウォッチャーができるまで‐(株式会社ビーワークス 今岡宏朗さん)

おばけタイムウォッチャーを開発した時の話。
Chromeに実際にいれてみました!かわいい!

書いてる途中にでてきたw

Good Project Award 2023

三社のプレゼンそれぞれ特色があって素晴らしかった!最優秀は横浜パシフィコさん

<メモ>
<遠鉄システムサービスさん>

ベトナムとの共同開発
1、対面によるプロジェクトキックオフ→結束感
2、Backlogによるプロジェクト管理→翻訳者が協力
3、継続的な振り返り(KPT
 コニュニケーションの円滑化

積極的な声かけ、雑談を多めに

<ALL Connectさん>
7ヶ月で成果を上げなければならない。
機能改善ではなく
ユーザーの体験を変えることが大事だった。
感謝を伝えるのが大事(味方感

諦めない・依頼者の気持ちに寄り添う・熱量が大事

<横浜パシフィコさん>

サイトの課題感と向き合う

年間300万も→6万円
環境にやさしい提案
「それサスティナブルじゃないですね」

PV削減→ユニークユーザーは変わらずに無駄なPVが減ったのできちんと情報にたどりつけている
結果で見せたのが社内の雰囲気が変わった

Good Project Awardってどういうものなんだろうと思ってたんだけど、なるほど何かを成し遂げたプロジェクトの話は心を揺さぶるな。

フルリモート開発チームが挑む新規事業開発(リコーITソリューションズ 茶屋 彰仁さん)

リモートワーク開発チームでのBacklogの活用の話。
・oViceでのオンライン会議(コロナ禍でoViceをバーチャルオフィスのように使っているところよく聞くね)
・Backlog課題の優先順位の付け方

Backlog APIと生成系AIで考える課題優先度(株式会社Fusic 清家史郎さん)

いろんなプロジェクトに参加していて、どれが今自分にとって大事なのかをBacklogAPIを使って表示させてみたお話し。
私もいろんなプロジェクトに参加して日々同時進行だったりするので、こういう機能欲しいな。(自分で作りなさい)

心が折れそうになった時に大切にしていること(株式会社ドリーム・アーツ 清水 健一さん)

私もつらかったプロジェクトをなんか思い出してしまった😭
粛々とBacklogに情報を集約して客観視できるようにし、
週次レポートの際に自分と向き合う作業(負の感情吐き出し)、
信念を失わない。。。

まさにプロジェクトは修行のようだと思ったけど

「より豊かな人生を送れるよう自分をRe:bootしていきましょう!!」という締めくくりで私も頑張ろうと思った(また励まされる)

参加してみて

初めての参加で緊張してましたが、めちゃめちゃ楽しかったし、みなさんホスピタリティ溢れてた。
エンジニアだけでなく、多様な職種の方々と交流できたことが新鮮でした。
スポンサーセッションも公募のセッションもすべて興味深くずっとメモってた気がします。
スポンサーブースを回る工夫もあって、楽しくブースの方と話ができました。
そして、長く使っているBacklogだけど、もっと色々工夫できるなとか、こういうものにも使えるのか!とかいろんな視点もインプットできて、自分のプロジェクトにも何か取り入れることができないか考えてみようと思う。

参加してよかったです!ありがとうございました。

なんと早速動画がアップされてて、本当に至れり尽くせりなイベントー。